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院内研修 [2015年06月26日]
こんにちは有楽歯科の廣瀬です。
今日は衛生士実習生と一緒にタイポドント(歯の模型)で
実習を行いました。
教材はpattison instituteの動画を使用しています。
これはアメリカで最も著名な衛生士の一人、Anna Matsuishi Pattisonが設立、監修している
歯科関係者教育用のHPです。
日本だと歯医者は虫歯を削ったり、冠を被せたりするのが仕事で、
歯科衛生士は歯医者さんの衛生業務(歯のクリーニング、歯ブラシ指導)の代行者というイメージが強いと思われますが、
アメリカでは違います。
ほとんどの州で歯科衛生士による局所麻酔が認められており、
衛生士学校を卒業するまでの学習量は膨大で、あまりにもプライベートがなさすぎて
授業中に泣き出す生徒もいるそうです、、、
そのような過酷なカリキュラムを乗り越えてきた衛生士さんの実力は相当なもの。
器具の持ち方から、歯石の探知、除去まですべて理論に裏打ちされており無駄がありません。
実はプロービング(歯周ポケットの計測)一つとっても術者によってかなり差がでます。
経験の浅い術者に歯周ポケットを計らせて、その後ベテランの術者が計測をすると
浅く計ったポケットが深く計れてしまうというのは珍しくありません。
これがプロービングの時に使うプローブです。
歯と歯茎の間にこの器具を入れて深さを測ります。
日本の基準では歯周ポケットの深さが4mmあると歯周病であるということになっていますが
これは歯ブラシで磨けるポケットの深さが大体3mm程度であるということに由来します。
(原則的に4mmのポケットがあれば自分で管理するのが難しくなる)
つまり、もし4mmあるポケットを2mmと計ってしまえば、それば歯周病の見逃しにつながってしまいます。
来院される患者さんで「歯茎から出血するけれでも、先生には歯周病ではないので、とりあえず良く磨けとしか言われなかったが、大丈夫なのか。」
という方がよくいらっしゃいます。
確かに、歯茎からの出血はよく歯磨きをすれば収まるケースもありますが、
そのような場所にプローブを入れるとズブズブっとポケットに入っていき、、
実は歯周病で中に歯石がごっそり、、、というケースも珍しくありません。
それほどにこの検査は習熟と経験がものをいいます。
そのため正しい方法を学び、日々実践することでより確度が高い、正確な治療を行う事が出来るよう努めています。
第58回春季日本歯周病学会に参加しました。 [2015年05月19日]
先週末のこと。
千葉県は幕張メッセにて、第58回春季日本歯周病学会に参加してきました。
会期は、5月15日(金)~5月16日(土)の2日間でした。
有楽歯科の院長は、役員会と認定医の試験官をするために一足先に会場へ向かい、有楽歯科のメンバーは、1日目から2日目にかけて参加しました^^
歯科医師や衛生士によるポスター発表を見たり、講演やシンポジウムを聞いたり、とても勉強になった実りある2日間となりました。
1日目は、アメリカ歯周病学会(AAP)会長Joan Otomo Corgel氏の挨拶講演がありました。彼は、院長のUCLA歯周病学教室在籍時代の旧友であったので、同じく学会に参加していた「関内ペリオ」の皆さんに紹介する一場面があったりと、皆さんにとっても実りある学会になった様子。
有楽歯科から参加した歯科衛生士のタマゴによれば、2日目の歯科衛生士シンポジウム「歯周基本治療の威力」でSRPとブラッシングの大切さを改めて勉強したとのこと。みなさん、歯を磨きましょう!
なんといっても虫歯や歯周病になる前の「予防」が大切です♪♪
写真は、会場の入り口でレジデントの皆さんと撮ったものです。
2015歯科最前線に当院が掲載されました! [2015年04月09日]
このたび、毎日新聞社が発刊しております「毎日ムック 歯科最前線2015」に、当院が掲載されました。
詳しくはこちらをご覧ください。
今後も関内地域の皆様の歯の健康を守っていくため、院長ともども技術向上に向けてまい進してまいります。
歯周病の難症例のご相談も随時受け付けております。
引き続きよろしくお願いいたします。