7.年齢と歯の本数
まず、この下のグラフをご覧になって下さい。
【平成5年歯科疾患実態調査報告による】
親不知も含めて永久歯が生え揃う20歳から80歳までの日本人の平均的な生存歯数です。
親不知を含まない永久歯の歯数は28歯ですから60歳で約10本、つまり奥歯のほとんどを失うことになるのです。
いわゆる奥歯というのは大臼歯と言って親不知を除くと8本しかありません。
親不知は現代人においては(つまり私たちと言うことです)、ほとんど正常に機能しない状態でしか生えませんから、大部分は健康な内に抜歯するのがよいと言うことになります。
歯周病により歯のない人生を送ることを余儀なくされることを避けるには、方法は大まかに分けて2種類であるといえます。
1つ目は、あまり多数の歯を失わなくてすむ若年の内に(20~30歳台)きちんと歯周病の検査と治療を受けておくことです。これはとても重要です。
2つ目は、やむを得ず中年期を過ぎていよいよ危ないという自覚がある際に、早急に徹底した歯周病の治療と喪失した歯の再建治療を受けることです。
もちろん理想な選択は前者であることは言うまでもありません。
しかし、後者の選択の方が治療の効果を実感するという点のみにおいては、効果的ですが、治療に費やす時間と費用がかさみます。
それでは歯周病の治療はどのようにすればよいのでしょうか?
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