歯科の用語でインプラント・・・この言葉についてどの程度の情報をお持ちでしょうか？今、この記事を読んでいらっしゃる方の中には、歯を1本も失ってない方もいらっしゃることと思います。
そんなあなたは幸せな方です。
今すぐ信頼のおける歯科医を訪ね、御使用中の約28本の歯を失わない為に必要な診断をあおいでください。
残念ながら、喪失した歯があり、それを補っていない方、あるいは、何らかの形で歯が入れてあるが、その使用感について御不満を感じてらっしゃる方も多いと思います。
でも一概に悲観する必要もなさそうです。
これからお話しする内容は、そのようなお悩みをお持ちの方も、そうでない方にとっても、御自身の歯の問題について有益な情報のひとつとなるかもしれません。

● インプラントとは？

インプラントとは、歯を失った方にとって、最も天然の歯に近い環境を取り戻す唯一の方法です。
顎の骨の中にチタニウム製の人工歯根（オッセオインテグレーテッドインプラント）を埋め込むことによって歯の代用とします。

● インプラントの成功率は？

世界的に見て、下顎の症例で95%以上、上顎の症例で85%以上といった水準が目安となります。
ただし、失敗した（骨とインテグレートしなかった）場合であっても、２回目の埋入により、成功率は格段に上昇します。

● インプラントが失われることはないの？

残念ながら、手術を受けて植立したインプラントも綿密な手入れと管理をしないと、天然の歯と同様に抜かざるを得なくなってしまいます。

● 誰でも治療が受けられますか？

残念ながら全ての方が適応症であるとは限りません。
まず、精密な検査を受診することから始まります。

● 健康保険は適用されますか？

こ治療は適用外なので、初診からメンテナンスに至るまで自費診療となります。