口臭の原因とその対策
口臭とは 社会的に許容できないレベルの口の臭いであり、4人に1人はこの問題に遭遇しているといわれています。 口臭について考えるときのポイントは ・自分でかいで臭うか? ・他人に匂いを指摘されたことがある? ・臭うならそれは一日中におうのか? を考える必要があります。 本物の口臭の種類は 生理的口臭 病理的口臭に分類でき 病理的口臭には 「口腔外口臭」 「口腔内口臭」 偽物の口臭の種類は 偽口臭 ハリフォトビアがあります。 生理的口臭(口が一時的に臭う場合) これは玉ねぎ、喫煙、にんにくなどを食べたことで口が臭うことをいいます。 また、朝おきたら口が臭いといった現象はこの分類に入ります。 朝おきたら口が臭うのは夜寝ているときに口が乾燥して、細菌が増えることによって口が臭います。 通常は、朝に歯磨き または 何か食事を摂ることで解消できます。 病理的口臭(口がずーっと臭う場合) 口腔外口臭 おもにENT障害(耳鼻咽頭)に炎症があったり、臭い玉が原因の場合などか考えられます。 他にも肺に問題があったり、食道、肝臓、腎臓、糖尿病、その他全身性疾患でも口臭がおきることが知られています。 口腔内口臭 口腔内口臭とは、舌のこけ、歯の虫歯、歯周病などが原因で口がにおい続けることです 偽物の口臭 偽口臭 口臭がないのに、口臭を感じる状態 →偽口臭といいます。 これは客観的には匂いがないのに、自分が臭いと思っている状態です。 ハリフォトビア これは偽口臭の患者さんが、偽口臭ときちんと診断されたにも関わらず まだ自分の口が臭いと感じたときに診断されます。(心因性のもの) 口臭の原因は? 口臭の原因は76%で口が原因と いわれています。つまり、口臭があった場合、結構な確率で口が原因ということになります。 口に原因がある場合の内訳は? 口に原因がある場合、そのうち51%は舌が原因だといわれています。 13%は歯周病が原因で、残りはその他と色々な組み合わせだといわれています。 臭いの原因物質は? 口臭の臭い物質は1977年Tonzetich J.が揮発性硫黄化合物(VSC)を見つけ出しました。 特に硫化水素、メチルメルカプタン、そしてあまり多くはないですがジメチルスルフィド((CH3)2S)などがこれにあたります。これらは腐敗菌の代謝の過程で発生し、口臭として発現します。 また、ほとんどの口臭は口から発生します。舌のコーティングは口臭の主な原因です。さらに、歯周病(歯肉炎および歯周炎)は、2番目に重要な原因因子です。 舌苔、口腔衛生不良、歯肉炎、歯周炎が主な原因因子であるといわれており、これらの場合、口腔内の悪臭という用語が適用されます。これは嫌気性細菌による有機基質の分解の結果であるといわれています。 細菌の腐敗の過程で、唾液、食物残渣、歯肉溝液、歯間プラーク、脱落した上皮細胞、鼻後点滴、血液中に存在するペプチドやタンパク質は、硫化物を含むアミノ酸や非硫化物を含むアミノ酸に加水分解され、さらに代謝されるとされており、グラム陰性菌による含硫アミノ酸(システイン、シスチン、メチオニン)のタンパク質分解により、硫化水素(H2S)やメチルメルカプタン(CH3SH)などの含硫ガスが生成されます。 また腐敗菌の最適な活性は、低炭水化物環境、生理的pH、嫌気性条件下で発生するといわれています。 口臭はどのように検査するのか?…
続きを読む →