関内ペリオ研修会
こんにちは、有楽歯科の廣瀬です。
今日は6/26(金)に行なわれた、当院院長主催の関内ペリオ研修会の様子をお知らせしたいと思います。
当院では院長が若い歯科医師の先生を対象に歯周病に関する知識、技術を教育する研修会を行なっております。
現在は月に一度のペースで行なわれており、夜遅く診療が終わってからも勉強しにくる先生方のモチベーションの高さが伺えます。
今回の研修内容は
論文検討→手技の確認の流れで行なわれました。
論文はRAYMOND F . WILKINSON,* D.D.S., M.S. JOSEPH E . MAYBURY,** D.D.S.
Scanning Electron Microscopy of the Root Surface Following Instrumentation jop.1973.44.9
を使用した検討でした。
1973年と古い論文ですが歯周病における黄金期に行なわれた基礎的ですが大事な研究であり
超音波スケーラーと手用スケーラーで歯根についた歯石を除去した場合、歯の根っこがどのような状態になっていたかを顕微鏡で調べた論文です。
手技に関しては、院長指導のもとミラーの持ち方やプローブの持ち方についての指導。
手術においての切開線の位置等の教育でした。
ミラーの持ち方なんて今更勉強してるの!?と驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら現状の歯科教育ではそのようなことがあまり教えられず、先輩歯科医の見よう見まねや
そもそもそんなことは勉強することではないと基本的な部分を軽視する方も稀にですがいらっしゃいます。
しかしながらミラーの持ち方一つとっても理論による裏打ちがあり、
決して侮れないものがあります、受講している先生方は改めて自分の普段行なっている臨床について
考えているようでした。
私自身は歯科の世界に入ってまだ間もない状態ですが。
一つ一つ皆さん一緒に日々精進していければと思います。